地方大から外部院試で東大の大学院に合格しました
先日、第1志望の院試の合格発表があり、
東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系に合格することができました!
情報工学を他分野に応用する学際的、分野横断的な研究をしたいと思っています。研究室も第1志望のところに配属されました。
Twitterで何人かの方から外部院試について質問を受けたので、よくある質問についてまとめてみたいと思います。
Q.大学1年生です。外部院試を検討していますが、1年生の時はどのように過ごしていましたか?
A.真正面からこの質問に答えるとすると、1年生の頃は大学の授業にはしっかり出席して課題は提出すること以外は特に何もしておらず、バイトをしつつ月6回くらい飲み会に参加して楽しんでいた、という感じになります。
実際に聞きたいことは、この時期に何をすべきかということかと思いますが、まずはTOEIC(目指す大学、研究科によってはTOEFL)の得点を上げることだと思います。「600点あればいい」や「外部から受けるなら800点ないと無理だ」など世の中では色々言われていますが、1年生から外部院試を見据えて勉強をするなら高ければ高いほど良いというつもりでチャレンジしてみると良いと思います。私自身は最終的に750点で出願しました。それに加えて、外部院試を受けるにあたって重要なこととしてB4の卒業研究の際にブラックな研究室(拘束時間が長い、外部院試に協力的でない)に配属されないことも重要な要素の一つになるので、研究室配属に大学の成績を使う場合はある程度大学の授業に真面目に取り組んでおくと良いと思います。
勉強以外で院試に向けてやるべきことは、行きたいと思える大学院や研究室を調べてみることです。というのも、目指すところによって試験で課される科目が異なるので、力を入れるべき科目がかわってくるからです。しかし、実際のところB1では難しいと思うのでB3の終わりまでに見つかればいいやくらいの気持ちで調べてみると良いと思います。
私は現在は地方の国立大学に在籍しています。自分が頑張れた理由のうちの一つとして、大学内で優秀な人(学科1位、2位、10位など)、努力ができる友人達に出会えたことがあると思っています。入学当初は「全統記述で偏差値65取れてたのになんで後期で受かったこんな大学に行かなければいけないんだ」と正直思っていましたが、色々な人に出会って、そんなことを思う暇があったら、今置かれた環境で出来ることをやるべきだと謙虚な気持ちになりました。
Q.何校程度併願しましたか?
A.私は自大以外に3校受けました。自大は面接のみだったので実質勉強の負担は3校でした。自大に筆記試験がある場合は1.自大,2.地方旧帝大レベル,3.東京一工レベルの3つを受けるのが個人的にはおすすめです。私自身は自大、地方旧帝大、東工大、東大を受けました。
Q.TOEICはどれくらいで出願しましたか?(上の質問で答えてはいますが)
A.750点です。地方旧帝大であれば600点程度でも何とかなるという話は聞きますね。個人的には700点、できれば800点取りたいなという気持ちで勉強していました。研究室訪問に行って、所属する先輩のスコアを聞いて目安にするのが一番良いと思います。
英語の偏差値を70にするためには??
今回は、自分の河合塾の全統記述模試の英語の偏差値が50.2から69.1になるまでに実際に使った教材を例に示しながら、英語で偏差値70を目指す勉強法を紹介していきます✊
バイト先の塾の生徒にも紹介しているものです!
◎は徹底的にやりこんだもの、◯は1周だけでなく何周か取り組んだものです
【単語帳】
◎ターゲット1900
〇鉄壁
〇英単語2001
速読英単語必修編
データベース4500
→大学受験用の英単語帳を1冊極めれば何を選んでも良いと思います。どのレベル帯の大学を志望しているかによらず、高3の2学期までには8割くらいは暗記しておきたいです。偏差値65以上で安定させたければ軸とする一冊のほかに2冊程度追加して目を通すのが好ましいと思います。
【文法・イディオム】
◎Next Stage(Vintage と同等 Bright Stage でも可)
英文法ファイナル問題集
→余裕があれば Next Stage などのあとに英文法ファイナル問題集などの分野別になっていない問題集をやると知識の定着を確認できます。
【長文】
◎やっておきたい英語長文300
◎やっておきたい英語長文500
やっておきたい英語長文700
英語長文レベル別問題集3~6
赤本
→他教科との兼ね合いで英文解釈の問題集をやれない場合は、英語長文レベル別問題集3や4の文章を使って構造分析をすることは必須となります。
【英文解釈】
ビジュアル英文解釈 part1
◎英文読解の透視図
→英文解釈の技術シリーズやポレポレなどでも良いと思います。
【英作文】
大学入試ハイパートレーニング自由英作文編
自由英作文のすべて
ドラゴンイングリッシュ
→文法が身についていれば共通テスト後に本格的に対策しても最低限の得点は確保できることが多いです(超難関大を除く)。自由英作文は頻出の構文を少し覚えて練習すれば最低限は得点できることが多いです。
【リスニング】
キムタツの東大英語リスニング BASIC(3 つのレベルのうち一番簡単なもの) 過去問、予想問題集
→「東大志望じゃなくてもキムタツの東大英語リスニング BASIC はやるといい」と友達に勧められました。ただ解くだけでなくディクテーションをしたら点数が上がりました。記述模試の偏差値が60を超えてからリスニングも上がり始めたので、もともとリスニングが得意な人以外は、ある程度読解能力を上げてからでないとリスニングの点数は上がりにくいと考えます。
偏差値70を目指すわけでなく、最短で共通テストで7~8割(全統記述模試で偏差値 55~60程度)を目指す場合は、
・ターゲット1900のpart2までを完璧にして、part3 はうろ覚えくらいまでやる
・Next Stage(Vintage)を完璧にする
・英語長文レベル別問題集 3(やっておきたい英語長文 300)→英語長文レベル別問題集4(や っておきたい英語長文 500)→英語長文レベル別問題集5→過去問、予想問題集の順に進める。英語長文レベル別問題集 3 は解いた後に全て構文分析(節や修飾関係などの分析)をして書き込む。
というのが最適なルートの一つとなると思います。
皆さんの参考になれば嬉しいです!
またTOEICの対策についても記事を書いてみようと思います!
共テ自己採点と出願
共通テストの自己採点結果を一応載せておきます
倫政 66
国語 149
英R 70
英L 81
数① 70
数② 85
物理 91
化学 61
合計 673 74.7%
という感じでした
言うまでもなくボーダーには足りませんでしたが、ギリギリD判定が出る医学部が多少あるという感じで、ここ数年の中では幾分かましな結果にはなりました
大学の課題や勉強に追われながらだったこともあり、こういう戦いになるのは覚悟していたので、最後まで諦めずに今回はやり抜こうと思っています
今回でダメなら切り替えて大学院入試の勉強を頑張ります
出願先も決定したので早速書類など準備を進めていこうと思います
共通テスト模試 結果
こんな感じでした
物理とリスニングは自分にしては良く取れたと思います
国語と英語Rは本番前にちゃんとコンディション調整をすればもう少し取れると思います(自己暗示)
それを含めて考えても、もう少し取れないといけなかったなというのが正直な感想です
判定もD判定やC判定でした
もうすぐ11月に入り本当に直前期って感じになってきます 大学の課題もありつつですが、気合い入れていきます✊✊
2022/10/2 午前 TOEIC 結果
結果はこんな感じでした!
まずは730点を取りたいと思っていたので、とりあえずよかったです
でもワンチャン800もありえるかも!?という淡い期待もあったので少し残念な気持ちもあります。
今回は、公式問題集のオーバーラッピングと文法特急を中心に進めていました。直前期には、Part7の解き直しと構文分析をして復習したのでそれも得点アップに繋がったのではないかと考えています。
次は春休みの3月に受けるつもりなので、そこで800点を超えられるように頑張ります!